ヘッドホン・イヤホン用語集

イヤホンやヘッドホンを購入する際、仕様を見ていてもよく分からない…。
という方のための簡易用語集です。

 

【ヘッドホン形式/形状】

密閉型
ドライバー/ハウジング(耳あての外側部分)の背面が密閉されているタイプ。
音を出すドライバー部分のバックチャンバーが密閉されているため
外に音が逃げず音にも迫力が出ます。
周囲の雑音も聴こえにくく、音漏れも一般的には少ないと言われ外で聴くのに最適。
その反面、繊細な音使いが苦手とされています。
例:beats by dr.dre、MONSTERシリーズ

開放型
オープンエアー型とも言われます。
密閉型とは対照的にドライバー/ハウジング(耳あての外側部分)の背面が
メッシュ状などになっているタイプ。
音を出すドライバー部分のバックチャンバーが開放されているため、
高音域が伸びやかになり繊細で自然な音色が期待出来ます。
反面、外で聞く際に音が外に漏れるためホームリスニング向けとも言われます。
例:SHURE SRH1840、SRH1440

【イヤホン形式/形状】

インナーイヤー型
耳介にひっかけるタイプのイヤホン。昔からある形状であり、開放型が多い。
引っ掛けるタイプのため激しい動きに弱くもありますが、周りの音もある程度聴こえるため
外での視聴の際安全性は高まります。

カナル型
耳の穴の中に差し込んむタイプのイヤホン。
密閉型が多く、遮音性もあり外での使用に適している。
インナーイヤーより鼓膜に近い部分で音が発するため、音の密度が高く、
音楽のニュアンスが聴き取りやすくなります。
近年では主流でありイヤーピースもサイズが様々で、聴く人によって最適な環境を
選択出来ます。
弱点としては、ケーブルから耳まで一体化しているといっても過言ではないため、
服にケーブルがこすれた際の音も拾ってしまうことがあります。

イヤーフィット型
耳自体にメガネのように引っ掛けるタイプのイヤホン。圧力も少なく、耳への負担も少ない。
引っかかっているため外れにくく、スポーツ用として発売されることも多いタイプ。
例:beats by dr.dre powerbeats

《特殊》
ノイズキャンセリング
マイクで拾った周囲の雑音を取り込んで逆位相の信号として
音同士を打ち消し合わせ、その場に不要な周囲の音(ノイズ)を軽減させる技術。
そのため視聴に集中できる。
カナル型とは異なり、雑音そのものに対処する方法のため飛行機等でも効果的といえる。
例:beats by dr.dre studioシリーズ、MONSTER Inspiration White&Titanium

 

 

【ドライバー】

入力された電気信号に反応して振動し、音を発する部分のこと。心臓部。
ドライバーユニットと呼ばれる金属・磁石部分と、ダイヤフラムと呼ばれる
振動板によって構成されます。
大きさや素材、仕上げ方法によって音の響き、音質が異なります。
一般的には振動板が大きいほど音圧が上がります。

ダイナミック型
一般的な形式であり、ドライバーユニットから電気を通じて振動板が震え音を出します。
そのため、振動板が大きくなることにより音の表現力が上がるとされております。
パワフルな音を出しやすい反面、繊細な音使いを苦手とする傾向。

バランスド・アーマチュア型
元は補聴器で使われていた形式であるため、密閉性が高く小型化が出来、繊細な音造りが特徴。
音の分解度が高く高級モデルや、コンサート等の演奏時に自分の出している音を正確に
聴くためのモニターイヤホンに使われることも多い。
近年では低価モデルも普及。
近年では低域・中音域・高音域などそれぞれの音域のドライバーを一つに組み、
帯域を広くし全体的に余裕のある音楽再生を可能としている。
例:SHURE上位イヤホン、ETYMOTIC RESEARCHシリーズ

静電型
コンデンサー型とも呼ばれる。
2枚の網状の電極の間に極薄の振動板を置き、振動させる形式。
専用アンプを用いて鳴らすため、バランスド・アーマチュア型よりも高価になり
持ち運びには適さない。
その反面、解像度や表現力に優れイヤースピーカーとも呼ばれるほどの音質。

 

 

【再生周波数帯域】

再生できる低音から高音の周波数を数値化したもの。
その幅が大きければ大きいほど良いとされておりますが、人の耳で聴くにも限度はあります。
20~20,000Hz(ヘルツ)が人の耳で聴こえる音の限界と言われており、
その範囲を抑えているヘッドホン・イヤホンであれば不足なく鳴らせるということになります。
しかしながら、音源によってはその音域をフルに使っていないものもあり、また再生する機器
によっても出力される音域が異なり、イヤホン・ヘッドホンに限った話とはならず、最終的な
音質の良し悪しに直接関係するということでもありません。
※1秒間に10回の振動で10Hzとなります。

 

 

【インピーダンス】

ヘッドホン・イヤホンの持つ電気抵抗の大きさを表す数値。単位はΩ
異なるイヤホン・ヘッドホンを同じボリューム、同じ再生機で再生した際、
数値が大きいと出る音が小さく、数値が小さいと出る音が大きいとされております。
さほど気にするものではありませんが、海外メーカーのものは稀に数値が大きく
iPodなどのポータブル機器では音量が不足するという事例もございます。
ETYMOTIC RESEARCHのER4シリーズでは、インピーダンスがER-4PT-Bは27Ω、
ER-4S-Bは100Ωと異なり、用途により調整されているモデルもあります。

 

 

【感度】

ヘッドホン・イヤホンから出力される音自体の大きさを表す数値。単位は主にdB/mW
インピーダンスは再生機から出力された音に対する抵抗に対し、感度はヘッドホン・イヤホン
そのものが持つボリュームと捉えられます。
同じインピーダンス、ボリュームで再生した際は感度の数値が大きいほど、出力される音も大きくなります。
しかしながら、大きすぎると調整もしにくくなり、一概に大きいから良いということでは決してありません。

完実電気株式会社
東京都千代田区神田神保町3-25 住友神保町ビル
webshop@kanjitsu.com

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