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Poweplant開発スタートから20周年を記念して、画期的な技術革新を遂げたフラッグシップモデル「P20」の発売が実現し、更に、設置場所や電源供給能力にあわせて
P12を開発しました。DirectStream Power Plantシリーズは、電源供給の中で重要な1)ローインピーダンス出力、2) Peak時の電流供給能力 3) サインカーブの純度の高さが徹底して見直されており、DSDエンジンやFPGAといったハイエンドモデルの開発で培った技術やソフトウエアーが惜しみなく投入されている「Regenerator」です。サインカーブの生成にはDSD変換を使うことにより、電源の歪みを大きく改善することに成功しました。また、FPGA回路を搭載することにより、電源の入出力状態を常に監視し、電源の電圧や電流状態の変化に迅速に対応できるようになっています。更に出力側から求められる最大瞬間出力も最大70Aを実現しています。
1) DSD変換により生成されるピュア・サインウェーブ
DSDエンジンを搭載したFPGAにより、入力電流をDSDに変換した後、AC⇒DC⇒AC変換させながら、サインカーブを再生成する「Regenerator」方式を採用。最大約1,000A(ピーク時) を実現しながら、歪率0.1%以下を実現しています。これにより、ほぼ完全なピュア・サインウェーブの生成に成功しました。2) 電源の状態を迅速かつ的確に監視し、最適な出力を可能にするFPGA
新規開発されたFPGAは、入力してくる電源の電圧や電流の状態を感知し、さらに的確な電源出力をも実現しています。これにより、出力電圧のローインピーダンス化は、3倍以上も改善しています。3) 使いやすいカラーディスプレイ
P10/P5で採用されていた液晶出ディスプレイをフルカラー化、従来のオシロスコープタイプの表示機能のほか、出力負荷や、出力電圧、歪率等がフルカラーのアナログメータータイプで表示されます。4) Auto Tune機能を搭載
前PowerPlantシリーズで、追加されたPhase Tune機能を自動で調整するAuto Tune機能を新規採用。出力電流の位相の違いを補正することで、より正確なサインカーブを再現しています。これにより、ノイズフロアーが一層下がるほか、音場がより大きくなり、音楽のダイナミズムを体感できます。5) 95v-115vまで電圧の可変が可能
6) オーディオクオリティーのパーツ類を惜しみなく採用したほか、約6mm厚の基板に、航空宇宙分野で使われている高純度の銅によるバスバーを新規で使い基板内での配線による損失を最大限に少なくしています。
7) 4ゾーン、計8アウトレットを搭載
8) 6段階でMultiWaveを調整可能